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表現の自由と原発

【表現の自由と原発について考える(1)】

9/25、山口県上関町の町長選挙の投票が行われ、原発推進派である柏原重海さんが3回目の当選を果たした。福島第1原発の事故以来、新規の原発建設計画がある自治体における初めての選挙ということもあり、推進派と反対派の一騎打ちが伝えられていたが、結果は推進派の圧勝となった。


山口県下関市出身であるお笑い芸人・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは、ツイッターでの「同じ山口県民として、お聞きしますが、上関町長選挙で原発推進派の現職が再選されたことにどう思われますか?」という質問に対して、「信じられないけど、上関町の人がそう決めたなら……でも僕は脱原発派です……」と答え、自らの立場を明らかにした。また田村さんは、ツイッターで「僕は文化放送のラジオでずいぶん前から言ってますよ!脱原発派だって」と発言するなど、原発に関する発言を必ずしもタブーだとは考えていないという。



    ▼主な装備品は、マスク:3M 9332 FFP3 防護マスク、防護服:タイベックソフトウェアⅢ型。
フルアーマー枝野

【表現の自由と原発について考える(2)】

佐賀県の玄海原発2・3号機の再稼働をめぐり、佐賀県庁に侵入し抗議活動をしたとして建造物侵入や威力業務妨害などの疑いで、俳優の山本太郎さんら数人を京都市の行政書士の男性Aさんが刑事告発、9/21に佐賀地検が受理していたことが分かった。

Aさんは自身のブログ「京都党をまじめに考える会」で告発状を郵送したことを明らかにし、その内容も公開していた。告発状によるとAさんは、山本さんらは「バリケードを乗り越えるなどして県庁に入っており、憲法が保障する表現の自由から著しく逸脱している。法治国家として是認できない」と述べ、「被告発人のような過激なものを野放しにせず、厳重な処罰が行われるよう、速やかに捜査に着手することを求め」ているという。


その後、Aさんのブログは炎上した。果てはAさんの実名、行政書士の登録番号、事務所の所在地などもバラされ、「個人開業したばかりじゃないか」といった書き込みもなされた。また、「わが党の代表に告発への協力を要請したい」などの記載もあったため、Aさんの所属する京都市の地域政党・京都党へのブーイングも噴出した。

これには京都党も困惑したようで、公式サイトには「本党は一切関与しておりません」との通知文が大きく掲載された。また、党員のAさんについては「9月21日に離党するとの申し出があり、受理致しました」という。ちなみに現在、Aさんのブログは閉鎖されている。



    ただちに影響はない





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新自由主義と正社員(7)

「既得権批判」再考③

ロスジェネの不満がラディカルに噴出すればするほど、そもそもそこで名指されている「既得権者」が、本当に「既得権」なるものを持っているのかという疑問は霞んでいってしまう。

例えば、団塊の世代は終身雇用で守られて、定年まで逃げ切り、果ては年金暮らしをしようとしている、という非難が投げかけられることがある。しかし実際に起きたのは、定年までの終身雇用を見込んでローンを組んだにもかかわらず、1990年代の不況でリストラされるかも知れないと脅えながら、日々のパワハラにも耐えて会社にしがみつくも、退職する頃になって年金記録の不備が明らかとなり、右往左往するという事態だ。

2000年代になって若年雇用の問題が注目されるようになる以前は、リストラや不況で自殺した中高年世代の方が問題だとされていた。山一証券・北海道拓殖銀行が破綻した1997年から日本長期信用銀行・日本債券信用銀行が破綻した1998年にかけて、日本の自殺者数は一気に跳ね上がるが、その中でも一番多かったのは当時の50代で、50%以上の増加を示している。



要するに若年雇用問題とは、全体の“椅子”が少なくなっている状況の中で、もともと椅子に座っていた人間と、そうでなかった人間の差が、世代差という形で現れたに過ぎないのだ。さらに言うならば、そこで既存の雇用が守られたことで、若い世代は正社員になれない代わりに、フリーター暮らしをしつつ親の仕送りに依存して生きることができたという一面の真実も存在する。そうした世代間の「たかりあい」が不可能だった人たちが、真の意味での貧困状態に陥ることになったのであって、それは「既得権」云々とは関係のない話である。



本来なら自分の手元にあるはずの資源、という理解が幻に過ぎないのだとすれば、どのような道があり得るだろうか。ひとつは城繁幸さんのように、もはやそれを持つ資格など誰にもないのだから、諦めてみんなで流動化するべきだという立場があるだろう。私自身も、アンビバレンツな感情から求められるような“古典的な安定”への志向に関して言えば、それは手放されるべきではないかと考える。また同時に、「かつての日本は安定した福祉国家だった」というイメージがそもそも間違っているように思われるし、それに基づく「安定した正社員」というイメージに関しても、もはやそれは維持不可能ではないかと考える。


(つづく)





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21世紀のマーケティング

市場(1)スキャンダル連発のNMB48でノイズ・マーケティング

NMB48キャプテンの山本彩さんが、テレビ番組の「モノボケ企画」において、ドッグフードを手に「ニートの主食」と発言したことが一部で話題になっているという。

 → Infoseekニュース

  これは失言であると言えるのかも知れない。
  なぜなら、山本さんの物言いはドッグフードに対して失礼だろうと思われるからだ。


   山本彩「ニートの主食」



市場(2)誰も知らないし興味もない乃木坂46でノイズ・マーケティング

1〉山本穂乃果さん・吉本彩華さん(暫定選抜のセンター)、脱退。

2〉秋元真夏さん、活動休止。

3〉麻生梨里子さん・川相陽菜さん、青春女子学園のメンバーだったことがバレる。

4〉若月佑美さん、プリクラが流出。

 → 乃木坂46公式サイト

  AKB48と同様、こちらもプリクラ流出で困っているようだ。さすがは公式ライバルだけのことはある。



市場(3)ついでに本家のAKB48でもノイズ・マーケティング

1〉AKB13期生オーディションの最終審査終了。33名が仮合格 ← \(^o^)/多っ

   13期生オーディション

  時機に、「友人の友人はAKB」の時代が到来するのかも知れない。
  その時、記憶力との闘いが始まるのだろうか。


2〉流出した柏木由紀さんの衣装が本物だったことが判明。被害届提出へ。

 → Infoseekニュース

  いろいろ流出し過ぎだろ/(^o^)\JK


   衣装流出(1)

   衣装流出(2)





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「都市機能の脆弱性」とは労働問題である。

先日、日本に上陸した台風15号は、近畿・東海から東日本と極めて広い範囲にかけて様々な影響を及ぼした。名古屋では、100万人を超える住民に対して避難勧告が出た。東京でも、電車の運行見合わせが次々と発表されると共に、駅ですし詰めになっている人たちが多数発生したという。そうした中、多くの人たちが駅などで足止めされていることを指して、「都市機能の脆弱さがあらわになった」と報じているニュースがあった。


では、都市機能のどこが脆弱なのだろうか。


仮に台風などによって、送電線が切れまくり、レールが歪むなどして電車が数日運行できないような状態になるのであれば、それは確かに脆弱だと言えるだろう。しかし実際には、今回のような非常に強い台風であったとしても、ピークさえ過ぎれば電車は運転を再開する。復旧の遅い路線もあったが、大半は当日中には運転を再開していた。特に大きな問題もなく運転を再開できているのであるから、むしろ「鉄道会社は台風という自然災害に対して、しっかりと対応できていた」と評価されるべきだろう。電車の運転見合わせとは、予期せぬ事故による停止ではなく、安全性を考慮しての停止なのだ。


そこで、私たちが疑問に感じなければならないのは、「どうして台風のピーク時に、わざわざ駅にいて、足止めされている人がこれほどまでに多いのか」ということである。


東日本大震災で首都圏において帰宅困難者が大量に発生したことは、決して不思議ではない。あれは予期できない大地震であり、地震の後に帰ろうと思っても電車が動いていないという事態は避けようがないからだ。しかしながら、今回は台風である。しかも前日あれだけ、「名古屋で100万人以上に避難勧告が出ている」と報じられていた台風だ。進路予想でも、15号が首都圏を直撃することは十分に予測できた。また直撃した後でも、そこから数時間で、少なくとも雨だけは止むということも予測できていたはずだ。それにもかかわらず、どうして一番雨風が強く、電車が動かないことが予想される時間帯に、あれだけ多くの人が駅ですし詰めにされなければならなかったのだろうか。



そのように考えた場合、一部のニュースで提示された「都市機能の脆弱性」の正体とは、公共交通機関の欠陥というよりも、大きな台風が直撃する日であるにもかかわらず、いつもと同じように出勤させたり、帰宅時間になれば風雨のピークであっても駅に向かわせてしまったりするような、私たちを取り巻く労働環境のことなのではないだろうか(もちろん、普段よりも早い時間で従業員に帰宅を促した企業もあるだろう)。


石原慎太郎東京都知事は、企業に対して帰宅困難者のための食料備蓄などを促す条例をつくる方針だという。確かに、それも重要な備えなのかも知れない。しかしながら、「都市機能の脆弱性」を「私たち労働者を暴風雨の中であっても駅に向かわせるという労働環境」として捉えるならば、仮に台風が来て電車が数時間止まったところで大騒ぎする必要などない労働環境を整備することこそが重要なのだ、ということになるかも知れない。延いては、それこそが「自然災害に強い社会」なのかも知れない。





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Re:「都市機能の脆弱性」とは労働問題である。 by hnhk
私が幼少の頃(80年代初頭)には、まだ貸し布団屋という商売がありました。
どんな商売かというと、ストライキで会社や工場に泊まりこむ労働組合員のために、布団を提供するというものです。

この商売がまだ健全なら、台風等で帰宅時の電車が運行停止になるか不明の時には、事前に会社等に泊まる準備をしておけますが…。しかし、この商売は30年ほど前にほぼ絶滅しました(ストライキは、ほぼ絶滅していますから)。

やはり、帰宅困難が予想される時は、せめて有給休暇を使って休めるぐらいの労働環境は欲しいです。

もっと、理想はハメハメハ大王の島のように「♪雨が降ったらお休みだ!ハメハメハー」が良いですね。
Re: Re:「都市機能の脆弱性」とは労働問題である。 by ばたお
ホワイトカラーは知りませんが、ブルーカラーであれば、暴風雨で警報が出ているときは休みにして、労働日をどこかに振り替えるという措置を採った方が、結果的に能率が良くなるような気もするのですが、難しいのでしょうか。
Re:Re: Re:「都市機能の脆弱性」とは労働問題である。 by hnhk
>ブルーカラーであれば、(略)
納期など、取引業者の都合に合わせなければならない企業は難しいでしょうね。

製造業は、モデルチェンジが激しいので、短期で製造して売り上げるというのが一般的ですから、忙しい時は工場は24時間体制で稼動しています。
運輸や流通業も、小売店への配送のみならず宅配もジャスト・イン・タイムを求められます。
農業もそうですね。スーパー等の都合に合わせて出荷しますから。

東日本大震災でも問題が表面化しましたが、製造・流通等のネットワークは日本全体、場合によっては世界全体とつながっています(グローバル化ってものですか)。なので、一社が業務をを停止すると、その影響は甚大になる可能性があります。

個人でもネットがあれば、世界中の企業に、いついつまでに商品を発送してくださいと注文できます。その分、個人が所属する企業や社会も、常にジャスト・イン・タイムの対応が求められます。
携帯と似ていますが、便利な仕組みによって不自由な生き方を強いられている気がします。

暴風雨等で休んでも良い社会にするには、日本国内で納期はぼちぼち守り、海外との輸出入も縮小させるのが必要かもしれませんね。
Re: Re:Re: Re:「都市機能の脆弱性」とは労働問題である。 by ばたお
素人なのでよく分からないのですが、通常通りは当然無理としても、考えればいくらでもやり方はあるような気がするのですが、どうなのでしょう。あと、根本的な問題についてはあまり言いたくないのですが、工場の24時間稼働や極端なジャスト・イン・タイム自体がおかしな気がします。理由は私の直感ですw

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関電による節電期間終了のお知らせ

9/22、関西電力が利用者に要請した15%程度の節電期間が終了した。

関電は3138万kwの最大電力需要を想定していたが、実際の最大需要は8/9の2784万kwにとどまったという。



●節電効果の内訳(減少率は想定最大需要電力3138万kwに対する割合)
            節電電力   減少率
  大口需要家    85万kw    約7%
  小口需要家    50万kw    約5%
  一般家庭     25万kw    約3%
  計         160万kw     約5%


●電力使用率の内訳(7/1~9/22)
                        7月   8月   9月
  安定(使用率90%未満)       31日   27日   21日
  やや厳しい(90%以上95%未満)   0日   4日   1日
  厳しい(95%以上97%未満)      0日   0日   0日
  非常に厳しい(97%以上)       0日   0日   0日



会見で八木誠社長は、「停止中の原子力発電所の再稼働が難しい場合、冬の需給は夏以上に厳しい」と述べ、再び節電の要請をする可能性を示唆した。


仮に節電によって原子力発電をしなくても済むのであれば、それに越したことはないだろう。





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新自由主義と正社員(6)

「既得権批判」再考②

正社員――。多くのロスジェネにとって、それは憧れの対象であると同時に憎しみの対象でもある。そうしたアンビバレンツな感情は、一種のラディカリズムを引き起こしてしまう。


既得権に対する要求を、「それを独占している連中のせいで、自分たちは現在こんな目に遭っている。それは本来自分たちが持っているべきものなのだ」という理由で正当化しようとすれば、「そんなことを言っているお前こそ、本来それを持つべきではない」という物言いにうまく反論することができない。なぜなら、それが“本来”どこにあるべきなのかを決定する審級など、どこにもありはしないのだから。よって、こうした言い返しを回避しようとすれば、「うるさい。とにかくそれを俺によこせ」というラディカリズムに帰着するのは必然だろう。


「既得権批判」は、論理的に突き詰めれば破綻せざるを得ない。


(つづく)





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時給6500円のアルバイト

いいアルバイト見つけた。


求人ジャーナルネット

  仕事内容  瓦礫の仕分けと撤去(期間2ヵ月)
  資格     国保加入者、入墨不可、外国人不可、高齢者(65歳以上)活躍中
  給与     日給/26,000円
  勤務時間  1日4時間
  休日     なし
  待遇     労災完備、寮完備(無料)、ヘルメット・安全靴、作業着支給
  勤務地    群馬県富岡市相野田760-3、福島原発20km圏内


時給に換算すると、賃金は6500円。1ヵ月で780,000円の計算だ。休日がないのがキツいが、2ヵ月耐えたら1,560,000円がもらえる。



さっそくWebで応募してみた。

およそ2時間後……不採用のメールがきたOrz

実は対象年齢が35~70歳なのだが、記載してはいけないらしい。

以下、メール内容を転記する。

  ご応募ありがとうございます。
  ㈱カインズサービスの○○と申します。
  よろしくお願いいたします。
  せっかくご応募いただいたのですが
  本募集については、対象年齢が35歳~70歳までとなっており、
  ××様の場合、年齢が対象外となりますのでお受けできませんでした。
  対象年齢を明記することができないため、ご迷惑をおかけすることになり
  大変申し訳ございません。
  今後また、弊社の求人情報にお目をとおしていただければ幸いです。
  今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



しかしよく考えてみると、(残念なことながら)1日4時間労働なんていう条件のいい仕事があるのだろうか。


以下、労働形態の予想。

  午前5~6時に起床(20km圏外の宿泊基地にて)。
     ↓
  中継ポイントまで集団で移動(バス)。防護服や防護マスクを装着。
     ↓
  現地へ移動(バス)。
     ↓
  到着後、2時間の労働。
     ↓
  中継ポイントへ移動。昼食や防護服の交換。
     ↓
  午後、再び現地へ。2時間の労働。
     ↓
  中継ポイントへ。防護服の破棄。
     ↓
  圏外の基地へ移動。
     ↓
  次の日まで待機。


1日4時間とは、恐らく実働時間のことだ。拘束時間は丸1日なのかも知れない……Orz





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Re:時給6500円のアルバイト by hnhk
日給は、そこそこなので、発注元は東電なのでしょうか?
原発労働なら、事故前でも日給9~10万円(ただし、ピンはねが8~9万円)です。
カインズサービスさんが、東電の三次か四次受けなら、この程度の日給は有りでしょうね。

1日4時間労働というのは、放射線量が高いからだと思います。寮住まいですし、丸一日拘束というばたおさんの予想は、そのとおりではないでしょうか。
また、期間を2カ月に区切っているのも、放射線量の問題だと推測されます。

あと、対象年齢ですが、相対的に体力のある若い世代でなく、壮年から老年を募集しているのは、晩発性の放射線障害を考慮しているのかもしれませんね。

余命いくばくもないのならともかく、これから10年も20年も生きるのなら、日給2.6万円では割りに合わないですね。バブルの頃なら、高校生のとび職バイトでも日給2万円ぐらいっだのに…(涙)

手前味噌ですが、私のブログ記事もご参照下さい。
http://hnhk.blog.so-net.ne.jp/2011-08-15

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労働組合は「同一労働同一賃金」に反対する。

「同一労働同一賃金」とは何か。それは、「同じ仕事における時間当たりの賃金が、企業規模や雇用形態を問わず、産業横断的に統一されていること」である(また「同一労働同一賃金」というのは、「ワークシェアリング」にも通じる考え方である)。

従って、「同一労働同一賃金」の前提条件としては、賃金制度が「職務給」であることが要求されているのが分かる。

では、「職務給」とは何か。それは、「職務」(仕事)ごとに賃金が決まっているということだ。欧米では一般的に賃金制度は「職務給」であり、日本でも非正規労働者の場合は、この「職務給」であることが多い。



しかしながら、日本の正社員の多くは「職能給」≒「年功序列型賃金」である。

例えば日本では、課長ではないが、課長待遇の賃金をもらっている人がいる。これは、課長という「職務」ではなく、課長級の「職能」(能力)である、という評価に対して賃金が決められているということだ。そして多くの場合、この「職能」というのは「年齢」と比例している。



こういったことを踏まえた場合、日本では、「同一労働同一賃金」を実際に導入するか否かにかかわらず、「正社員と非正規労働者を均等待遇にするためには、時給を一体いくらに設定すればいいのか」という問いにさえ、うまく答えられないのが現状だろう。その原因の1つは、同じ会社の正社員の間でさえ「同一労働同一賃金」が実現されていないこと、すなわち、賃金制度が「職務給」でないことであり、そしてもう1つは、労働組合が「職種別組合」ではなく「企業別組合」であるということだ。


仮に日本で「同一労働同一賃金」を導入するとすれば、もしかすると、大企業に勤める年齢の高い平社員の賃金は下がることになるかも知れない。そうであるならば、既存の労働組合――大企業・正社員・男性――の多くは、その導入に反対することになるだろう。


このように考えた場合、「同一労働同一賃金」を実現させるためには、非正規労働者自身の組織化が必要不可欠なのかも知れない。もちろん、言うは易しではある。





最後に。

「同一労働同一賃金」を実現するには、「終身雇用」「年功序列型賃金」「企業別組合」といった、いわゆる日本的雇用慣行そのものにメスを入れる必要があるように思う。なので、あまりにもお気楽・無邪気に「同一労働同一賃金にすればいいんじゃね」という議論(があるならば、それ)に対しては、あまりにもお気楽・無邪気に「原子力発電をやめて、自然エネルギーに転換すればいいんじゃね」という議論(があるならば、それ)と同様、どことなく胡散臭さを感じてしまう。





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Re:労働組合は「同一労働同一賃金」に反対する。 by hnhk
>いわゆる日本的雇用慣行そのものにメスを入れる必要があるように思う。

経営者側が、日本的雇用慣行にビシビシ切り込んでいるので、同一労働同一賃金を導入しやすい状況にはなってきているでしょうね。

公務員の世界でも、勤続年数に応じて係長や課長補佐待遇とする給与体系はほぼ潰滅しています。それらを温存している自治体は、総務省やマスコミから名指しで総攻撃を受けています。

問題は、日本的雇用慣行の切り崩しが、当局や経営者側主導で行なわれているので、低賃金での同一労働同一賃金体系が構築されつつあることだと思います。

戦前、一部の左翼が近衛新体制に与することで、大日本帝国の崩壊を早め、ガラガラポンの後に新しい社会を作ろうとしたことがあります。
そこまでは、やりすぎかもしれませんが、今の経営者の攻撃を“災い転じて福となす”ようにはしたいです。

※ちなみに、「ガラガラポン」は、旧民社党委員長・佐々木良作氏の造語だそうです(3日前に知りましたヾ(・・;)ォィォィ)
労働者の側からの日本的雇用慣行の切り崩しの必要性 by ばたお
> 問題は、日本的雇用慣行の切り崩しが、当局や経営者側主導で行なわれているので、低賃金での同一労働同一賃金体系が構築されつつあることだと思います。

記事本文では明言していませんが、私は「同一労働同一賃金」を実現すべきだと思っています。その理由は、私の直感ですw。ただし、後付けで「政労使すべてにメリットがあるのだ」ということを唱えることはできますが、ここではしません。

「同一労働同一賃金」を阻害する要因の1つは、既存の労働組合だと思います。非正規労働者を含めた職種別組合が結成されるべきだし、そういった労働組合が使用者団体(や政府)と協議し、労働者の側からの日本的雇用慣行の切り崩しがなされるべきです。

しかし残念なことながら、事態を動かすのに、私の能力程度ではどうにもなりそうにありません。現状におけるベターな選択は、諦めずに半農半活動の生活を送りつつ、誰か能力のある人の出現を待つことではないでしょうか。

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太陽光発電の実用化に向けた提案

菅直人首相時代、太陽光・風・地熱などを利用して作った電力、いわゆる自然エネルギーを、電力会社が固定価格で買い取らなければならないという法律が成立した。

この「固定価格買い取り制度」の影響もあって、ソフトバンクの孫正義社長や橋下徹大阪府知事が音頭を取る関西広域連合などは、自然エネルギー、とりわけ太陽光発電の導入に向けて動き出している。

これにより、電気料金は少なくとも一時的には値上がりしてしまうだろうが、「脱原発・自然エネルギーの普及」のためには仕方がないことだと思われる。



●ビジネス・モデルの提案

「固定価格買い取り制度」の恩恵に与るため、例えば各家庭や企業が太陽光発電のパネルを設置するには、およそ200万円かかるという。とりわけ一般的な家庭において、この出費はかなりキツい。

そこで、「希望する家庭や企業に太陽光パネルを無料で設置し、その家庭や企業が太陽光発電によって電力会社から得たお金の一部をもらう」というビジネス・モデルを提案したい。


  太陽光パネル設置業者 ―― 家庭や企業に無料で太陽光パネルを設置する。
       ↓
     家庭や企業     ―― 太陽光発電を行う。
        ↓
     電力会社       ―― 自然エネルギーを買い取る。
        ↓
     家庭や企業     ―― 得た利益の一部を支払う。
        ↓
  太陽光パネル設置業者 ―― 儲ける。


もちろん、このビジネス・モデルはあくまで叩き台に過ぎない。なぜなら、太陽光パネル設置業者の負担が重過ぎることをはじめ、様々な問題点を指摘することができるからだ。実用化するには改良を加えなければならないだろう。



●自然エネルギーの不安定性

自然エネルギーの最大の欠点は、供給が不安定になってしまうことだ。例えば太陽光発電の場合、端的に曇りの日には発電量が落ちる。自然エネルギー論者の一部は、しばしばこうした点に目を瞑りがちだが、これは正面から議論されなければならない問題である。

電力というのは、需給のバランスが重要である。供給が少な過ぎると停電するし、多過ぎると配電線に負荷をかけてしまうからだ。個人的には「たまに停電することがあったって、ドンマイということでいいじゃないか\(^o^)/ヤッホーイ」と思うのだが、それでは納得しないという人が大多数なのであれば、その改善策を模索せざるを得ない。


しかし実際のところ、これは解決可能な問題である。

例えば太陽光発電であれば、比較的容易に設置できることで知られるコンバインドサイクル発電をはじめとしたコージェネレーションと組み合わせることによって、電力供給を安定させることができる。しかもこの技術は、既に病院などでは実用化されている。

もう少し大局的な見地に立てば、自然エネルギーの供給が減った場合、その分を火力発電でまかない、自然エネルギーの供給が増えれば、火力による発電量を減らすといったような仕組みをつくるなど、いくらでもその方法はありそうだ(言わずもがな、プルサーマル発電などを含むあらゆる原子力発電は行わないというのが前提)。

また将来的には、スマートグリッドによる電力需給の自律的な調整によって、これまで以上に省エネやコスト削減が可能になることも十分考えられる。



●買い取り価格が重要

例えばドイツでは、電気料金が10%ほどの値上がりとなり、結果としてうまく自然エネルギーの普及に成功した。一方スペインでは、買い取り価格を高く設定し過ぎたせいで、全体としての電力政策がうまくいかなかった時期もある。

多くの国で自然エネルギーの導入に成功した実績のある「固定価格買い取り制度」であるが、何も完璧な制度というわけではない。その生殺与奪は、まさに「買い取り価格の設定」にあると言える。





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19時台のテレビは『ニュース7』が鉄板だろう。

2011/9/15、久しぶりにテレビを観た。

19:00から始まる番組、すなわち

  日本テレビ 『なるほど!ハイスクール』
  テレビ朝日 『いきなり!黄金伝説。』
  フジテレビ  『VS嵐』  

を、ザッピングしたのだ。


やはり、というべきか。観るに堪えない内容だった。

とりわけ『なるほど!ハイスクール』と『VS嵐』は、今すぐに打ち切っても誰も怒らないんじゃないか、というぐらいにつまらなかった。『いきなり!黄金伝説。』にしても、企画「1ヵ月1万円生活」のオードリー春日さんが作る“とんでも料理”が面白かっただけである。


こんな番組一体誰か観ているのかと思い、視聴率を調べてみた。

  日本テレビ(19:00-19:56) 『なるほど!ハイスクール』   4.5% ←←← w
  テレビ朝日(19:00-19:54) 『いきなり!黄金伝説。』   11.6%
  フジテレビ(19:00-19:57)  『VS嵐』             12.5%
  ※TBSは特番

どうやら、『なるほど!ハイスクール』の視聴率が酷いようだ。

  参考  日本テレビ(19:00-19:56) 『なるほど!ハイスクール』   4.5% ←←← w
       日本テレビ(19:56-20:54) 『ぐるぐるナインティナイン』  13.9%



『なるほど!ハイスクール』と言えば、AKB48の冠番組である。こんなに視聴率が低かったとは、驚きと同時に「ざまぁwww」という感想だ。

ゲストが悪かったわけでもないだろう。

  ゲスト  茂木健一郎(脳科学者)
        川越達也(イタリアン・シェフ)

端的に、番組の内容が酷い。

  企画(1) 強運脳~AKB48選抜じゃんけん大会直前SP~
  企画(2) 川越シェフの冷蔵庫の余り物リメイク料理
  企画(3) 飛行機を引っ張りたい!

ということは、低視聴率は番組プロデューサーのせいか。


  ▼イカサマ脳科学理論講座。茂木さんは、仕事を選ばないところが評価できる(←皮肉ではない)。
  強運脳~AKB48選抜じゃんけん大会直前SP~


  ▼川越シェフの魅力は、料理の腕前が素人に毛が生えた程度であること(←これも皮肉ではない)。
  川越シェフの冷蔵庫の余り物リメイク料理


  ▼意外に興味深かった「飛行機引っ張り実験」。
  飛行機を引っ張りたい!



同番組内で知ったのだが、AKB48は9/20に日本武道館で「じゃんけん大会」を開催するという。しかも、日本国内およそ100ヵ所の映画館に加え、韓国・香港・台湾・タイ・シンガポールの映画館でも同時生中継するということだ。

これは、浮かれ過ぎた話である。完全にバブル状態だと言えよう。


バブルと言えば、そもそもグループも作り過ぎである。そう遠くない未来、はじけるに違いない。

 ●AKB48とその姉妹グループ(棒線横は運営母体)
   AKB48   ―― AKS
   SDN48   ―― AKS
   SKE48   ―― 京楽産業.
   NMB48  ―― 吉本興業
   HKT48   ―― ソフトバンク
   乃木坂46 ―― ソニー
   JKT48  ←←← New(9/11発表)!!

 ●AKB48の派生ユニット(棒線横は運営母体)
   Chocolove from AKB48 ―― office48
   ノースリーブス       ―― プロダクション尾木
   渡り廊下走り隊       ―― プロダクション尾木
   フレンチ・キス        ―― ワタナベエンターテインメント
   Not yet            ―― 太田プロダクション
   DiVA             ―― office48


調べてみて、こんなにあるとはさすがに知らなかった。

というか、ソフトバンクってAKB48プロジェクトに参加していたのかOrz。個人的には、自然エネルギー事業を頑張ってもらいたいと思っているのだが……。ただ、孫正義さんは“できる人間”のはずだから、HKT48は失敗しないのかも知れない。となると、AKB48丸パクリのアイドルグループHRは、果たしてどうなってしまうのだろうか(←わりとどうでもいい)。





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ばたお

Author:ばたお
・1983年大阪府生まれ。大阪府河内長野市在住
・半自給農民、工場非常勤。できるだけ稼がず、できるだけ消費しません。シェアハウス運営
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